今の「少子化対策」ってそれでいい?

政治でも選挙でも課題にあがる「少子化対策」。子どもを産む人が少ない。その前に若い人がなかなか結婚しない。

私のまわりでいうと、弟は一度も結婚せずに50代半ばが過ぎた。長女は子どもが一人いるが、「ひとりっ子でもいい」と思っているようだ。二女は今、自分が楽しむことに夢中だから、結婚や出産はまだ先のことだと考えているようだ。

「少子化対策」は子育てにかかる費用の援助や保育園の問題など、とかく「お金」や「子育てをしながら働きやすさ」メインにした対策が考えられている。

私が20代の頃は、「結婚して、子どもを産んで」というのが、一般的な女性の進む道だった。「結婚しました」じゃあ次は「子どもをつくらなきゃね」と何の迷いもなく進んだ。「子育て?お金かかるな、大丈夫?」なんて産む前に考えたこともなかった。

子育てにお金がかかると知ったのは、子どもが高校に入ったくらいからだ(笑)

だから、お金を配ったからと言って出生率が増えるのか…はてな❔である。

私自身を振り返って、私の「子どもがいる人生」は幸せだ!と何の迷いもなく言える。しかし、子どもを産んでからの34年は苦労がなかったわけではない。喜びもあるが、心配事も同じくらいある。それは今もそうだ。自分にとって大切なものがあるということは、結構しんどいことでもある。

もし生まれ変わったら同じ道を選ぶか?と聞かれたら、「わからない」

結婚を「コスパが悪い」と軽い言葉で考える現代。子どもを一人前に育てることはひとりの人生の中でとても重い仕事だ。

「お金は負担するから、日本のために子どもをたくさん産んでください」…その言葉は「個々の生き方を追求する」今の若い人の中にどれだけ響いているのだろう。

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