
「再婚」とは再度幸せになることを期待したが、「努力」「忍耐」が必要であり、思ったほど甘くはなかった。
私たちが再婚したのは7年前。いい大人同士(50代と60代)だったが、問題は次々起こる。

気が合うと思っていた相手でも、一緒に暮らしだすとやっぱり問題はたくさん起こる。
経済的な問題

結婚するまで、どれだけ借金があるか、どれだけ貯金があるか、もらえる年金はどれくらいか、いつまで働くか…そんなことを聞くのは失礼だと思って聞けなかった。
しかし、思ったより早く、この問題はやってきた。夫には、家のローンがあり、貯金は思った以上に少なかった。その上、退職した後は、全く働きたくない…という。
と、言って私の貯金を生活費に使うというのは、なんだか納得できない。私たちは、それぞれの家計を別にして、光熱費や税金関係は、夫の年金で、食費・日用品は私のパート収入で支払うことにしている。もちろん、それぞれにかかる通信費や保険などは、各自で支払っている。

昭和生まれのくせに、「夫が妻を養っていこう」という気合は全くないようだ。

今までしんどい仕事して頑張ってきたんや…もうラクしたい。
らしい。

別に私のためにがんばってきたわけじゃないやん。なんか素直に「ご苦労様、これからはラクしてください」とは言えないわ。
お互いの子ども・親戚つきあいの問題
若い時の結婚はお互いの親や兄弟・親戚などつきあう対象も多く、めんどうなことも多いが、熟年結婚では親も高齢だったり、いなかったりつきあう親族もそう多くはない。しかし、お互いの子どもや兄弟とのつきあいは全くなくなることはない。
そこは、お互いがルールを決めればよいと思っていた。初めに夫は、

オレは、お前の子どもたちとは、関わりを持つつもりはないから、オレの子どもたちとも関わらなくていいぞー
と、宣言してきた。それなら、それで、ラクでいいわーと思っていたが、すぐに、夫の父親が、介護生活に入ったので、夫の兄夫婦と連携を取って動かなくてはいけなくなったり、法事やなんかで、夫の子どもたちとも顔を合わすことになった。そうこうしているうちに夫の息子夫婦が、子どもを連れて遊びに来るようになり、私は夫の親族とはめちゃくちゃつきあうことになった。
私の子どもはというと、母の再婚相手とは言え、気難しい「おじさん」の家には来にくいらしく、ほとんど来ない。
私は子どもたちと会うときは、子どもたちの家に行くか、外で会っている。その方が気はラクだが寂しい部分もある。
生活習慣の違いの問題…ケンカばかりの新婚生活
つきあっている時は、会話も弾むし、この人となら、楽しく老後を過ごせそうーと思って、再婚したが実際の生活は全く甘くなく、ケンカばかりだった。
お互いに頑固な中年(初老)になっていて、ゆずれないという頭になっていた。

洗濯物は裏がえして洗ってくれ。下着と靴下は別々に洗わないと気持ち悪い。
「めんどくさー」ということで、今は夫が洗濯担当(笑)

何でも勝手に捨てるな!
ということで、夫のエリアは絶対に触らず掃除もしないことにした。(夫の部屋はほこりだらけ)

味うすいわー
ということで、夫の前にはいつもマヨネーズや出汁醤油が常に置かれて、追い調味料をしながら食べてるー(笑)
今まで、やってきた私の家事はすべて否定された。相手が変われば家事も初心者。熟年世代は、生活スタイルもこだわりポイントも妥協できない部分がいっぱい!

中高年になってから、一緒に生きていきたいパートナーができる…それは、とても幸せなことだが、熟年になって「籍を入れて一緒に暮らすこと」は結構大変だった。
目の疲れにとてもよい。パソコンや仕事で目が疲れたら思いっきりふりかけている ⇩ ⇩ ⇩

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