【若い人たちと働くこと】職場で最年長・世代間ギャップを越えてご機嫌に働く

55歳で就活 人生初最年長新人パート職員

55歳の就活はかなり苦労しました。私と言う人間が、社会にとってこれほど必要とされていないのかと認識しました。雇ってくれた会社には感謝ですが…

就職した会社は「障がいのある人のデイサービス施設」

会社自体が設立5年で、利用者さんもスタッフもめちゃくちゃ若い。半数以上が20代と言う職場です。(入社するまでわからなかった)

世代の違う人たちと働くということ

同じ年代の人がひとりもいない。上司は娘と同世代。これはかなり居心地の悪い状況です。

  • 話しが合わない…美容の話・恋愛の話すべて合わない。
  • 年寄り扱いされる…気分は若いのに労われることで、老いを感じさせられる。
  • 仕事に対する心構えなどが違う…若い人はいつか転職する気でいる。私は最後の職場だと思っているのでなるべく長く勤めたいと思っている…

5つの心がけていること

自分も周りのみんなもご機嫌に勤められるように心がけていることが5つあります

  1. 知っていることを上から目線で主張しすぎない。…年の分だけ知っていることも多いですが、「偉そうに」と言われないように注意している
  2. アドバイスは極力しない。…口出ししすぎない
  3. プライベートのつきあいはしない。…飲み会やランチ会は断るようにしている。いろんなことにガツガツ首を突っ込まないようにしている。
  4. いつもご機嫌でいるようにふるまう。…怖いおばさんだと思われないように注意している。不機嫌な顔でいるとより老けて見られるので気をつけている。
  5. いつも笑いを忘れない。… 年長者こそユーモアのセンスが試される

私の若い頃は、年長者は威張っていました。理不尽な言いつけにも従わされました。今は年上の者が気をつかっている。時代は変わりました。

世代が違う者同士が働く3つのメリット

それでも、いろんな年齢の者同士が同じ職場で働くことはとても良い事を知りました。

  1. 雰囲気が和む…同世代ばかりの職場は、競争や妬みをあってギスギスすることが多い。違う世代の者がいることによりギスギスが和らぐ
  2. ものごとの見方がはばひろくなり、いろんなアイデアが浮かぶ
  3. 思いやりのある職場になる…若い子が重いものをもってくれたり、体調を気遣ってくれることにより職場に思いやりがある
最近テレビでも50代60代が引退して、若い人ばかりの番組に変わっていたりする。それはそれで画面が明るくきれいになって、見た目は華やかになったと思うけど、やっぱり年配者の独特のボケがあった方が圧倒的におもしろい。同世代のおもしろい人たちに頑張ってほしい。

若いころより、小さいことにこだわったり、腹を立てることが少なくなりました。

会社の要求にも「仕事だからしかたない」と諦められたり、「会社としてはこれは当然」と多方面から物事を見ることができます。

同じ職場でいろんな世代の人がいることは、とても良いことです。

特に介護の現場には私のような、子育てや親の介護も経験している年長者はとても必要だと思います。

時代は変わっても・・・

会社は20代から50代までの人間が働いています。

女性が多いウチの職場はアラカンの私とアラフィフが数名、ゆとり世代にさとり世代、Z世代と呼ばれる人まで働いている。しかし不思議と世代の違いによる大きな食い違いはない。(私がそう思っているだけかもしれないが)

若い人は恋愛や美容やダイエットに一生懸命で、中年になると親との関係や、介護問題が出てきたり…やっぱり私が通ってきた出来事を、同じように通って立ち止まったり悩んだりしている。

みんな全て同じではないけど、大まかなところでは変わらないなぁ~一緒なんだなと思う。

そして人生の先輩である私のアドバイスもまるで耳を傾けない。私たちもそうだった。親の言うことも先輩の言うことも聞かずに自分で失敗しながらここまで来た。

「戻れるとしたら、何歳の時に戻りたい?」と聞かれた。「もういいわ」って思う。どの年の時もがんばって生きてきた。もう一度あの経験をするのはもうたくさんだと思う。

今の環境のまま、身体だけが若返ってくれるのが良いなぁ

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