夕べのTBSのモニタリングは、「トップパフォーマーが集結!日本各地で壮大なダンスコラボを披露!」芸能人が、高校に潜入して、ダンスを披露したり、歌ったりするというよくある企画。
モニターを破って、EXILEのがんちゃんと河合くん、ダンサーの一条さんが登場したときの、女子高生の「きゃー!」という反応が、本当にかわいい。踊り出すと、感激で泣いちゃう子もいて、毎回「みんな純粋でかわいいなぁー」と、そっちの方に感動する。
学生時代ってなんであんなにキャピキャピしてるんだろう…(きゃぴきゃぴ…という言い方ももう古い)心が敏感で、ちょっとのことで、心が動くんだろうな。
私たちもあんな風だったなぁと思いだした。
朝礼中に貧血で倒れた隣のクラスの女子を、イケメン先生がお姫様抱っこをして、保健室に連れて行っただけで、大騒ぎだった。(うちの担任はさだまさしのような小柄な先生だったので、「絶対に倒れたらあかんな」と友だちと誓った(笑))
中学校も高校も、短大時代もこういうくだらないけど、今思い出しても、ちょっと心が楽しくなる思い出がいっぱいあって、それも、かなり鮮明で、40年以上たった今も、つい最近のことのように思い出される。
毎日、頑張って登校したから、思い出がいっぱいあるのだと思う。もちろん、いいことばかりじゃない。悲しいことや悔しいことも山ほどある。14年も学生していたのだから当然だろう。
今、不登校の子がとても多い。知り合いの先生に聞くと、「学校で問題起こす子は減ったが、不登校の子が増えた」らしい。
子どもが不登校になっても、親も先生も無理強いしない。まるで、腫れ物に触るように甘やかす。もちろん、何か理由があって学校にいけないのだけど…でも、そうすると、私たちのようなキャピキャピした思い出はできないのだろうな…と思う。
「学校は勉強するだけの場所ではなく、本当にたくさんのことを経験して、人生において大切なことを学ぶ場所」…なんていうのももう古いのかもしれないが、毎日、暑くても、寒くても、眠くても、起きて登校したご褒美は確かにあった。
夕べはモニタリングを見ながら、学生時代を思い出していた。今でも、目の前にEXILEの誰かが現れたら、感動で泣いちゃうかもしれないが、女子高生のような「きゃー」という高い声はでないだろう。低い声で「おーーっ」というんだろうな。EXILEもドン引きだな(笑)
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