【やらなきゃよかった公文式】となる人の5つの特徴

公文式は日本から世界に広がった素晴らしい学習法です。「やっててよかった公文式♪」「くもんいくもん♪」というフレーズが多くの人に知られるほどに広まりました。

公文式がここまで広がったのは、学習法がシンプルだったことと教材が本当に素晴らしく、正しく学習を続けることによって、確実に力がつくことが認められてきたからです。

しかし、すべての子どもたちに公文式が向いているかというとそうでもありません。どういう人が「やらなきゃよかったくもんしき」となるのでしょうか?

【その1】すぐに成績を上げたい人

公文式は毎日毎日10分から30分、こつこつとプリントをこなして、自学自習で基礎学力をつけていくというそれはそれは手間と時間がかかる学習法です。高い学力をつけるには何年もかかります。

急に教室にやってきて、「次の定期テストの点数を上げたいです」とか、「来年の入試で希望校に合格したいので公文を始めます」と来られる人がいます。

公文式は「基礎学力をつける学習法」です。短期間で成績を上げるというのは絶対に無理です。くもんは持久走です。瞬発力はありません。

「すぐに成績をあげたい」「近々の受験を成功させたい」という人は全然効果が見えず、「やめときゃよかった公文式」となります。

【その2】家庭学習ができない人

公文式の基本は家庭学習です。週2回の教室での学習に合わせて家庭で学習をすることによって、より早く学力が定着します。

「くもんの宿題がたいへんで…」と言う話をよく聞きますが、宿題があるのが公文式学習です。

公文教室での子どもたちの学習時間は平均30分。週2回で1時間です。週に1時間の学習で高い学力がつくはずがありません。

短時間で集中して解くプリントを毎日やることでしか力はつきません。そもそも家庭学習(宿題)ができない(させられない)おうちには公文式はむかないし、始めたとしても「全然あかんわ公文式」となるでしょう!

【その3】教室の雰囲気が苦手な人

教室に差はありますが、一般的な公文の教室では子どもたちが都合の良い好きな時間に通ってきます。すでに用意されている教材は自分でタイムを計りながら学習を始めます。

様々な学年の子どもたちが、同じ部屋で学習します。国語や英語の音読・学習の説明を聞いていたり、ヒントをもらっていたりというように教室が無音状態であることはほとんどありません。その中で集中することが求められます。

友だちがいるとついつい嬉しくなっておしゃべりしたり、他の子にちょっかいかけてしまう子は、とても迷惑で、注意ばかりされてしまうことになります。

教室に友だちがいても集中してプリントに取り組むことが求められます。たくさんのお友だちがいると気が散って騒いでしまう子は「やっても意味ない公文式」となることが多いです。

【その4】教室の指導者を信頼できない人

公文式は教室の指導者と保護者の関係を良好にしておくことが大切です。公文式は家庭学習が中心になるため、指導者と保護者が協力して子どもを見守ることで効果が倍増します。

学習は長期戦になるため、思うように教材が進まない時やスランプが必ずあります。悩みが深くなる前に指導者を信頼して相談することで、様々な問題を乗り越えていけます。

指導者と保護者の間で信頼感を築けることで何年も学習を続けていけるのです。

「くもんの先生」を信頼できないと問題がおこったときに「やってられんわ公文式!」と投げやりにやめてしまうことがあり、これは本当にもったいないです。

【その5】おうちに公文式否定派がいる人

公文式は宿題があるので、教室日以外は子どもたちが家の中でプリントをする姿を見ることになります。小さなお子さんであれば、たまに嫌がったり、ぐずったり。そんな時に公文式否定派のお父さんやおばあちゃんがいると、お母さんはとてもつらい立場になります。

「泣いてまで勉強する必要ない!」「イヤイヤやって月謝がもったいない!」と主人が怒るので、公文やめます…とお母さんが泣く泣く来られることがたまにあります。

家族にも最初から公文式と言うものを理解してもらい、協力してもらえるようにしておくことが大切です。おうちの人の圧力に負けてやめてしまおう公文式」となるのは本当に残念です。

公文式学習はポップなキャッチフレーズでコマーシャルしていますが、効果が出るまで続けるにはとても根気のいる学習法です。始める際には覚悟が必要です。

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