子どもたちの学習現場もどんどんデジタル化が進んでいる令和の時代。でも、やっぱり基礎学力をつけるには公文式が一番!
スタートが楽しい公文式
何才であっても、何年生であっても、理解できているところ、つまずいているところを「診断テスト」により見極めスタートを決める公文式。子どもたちはスラスラできる「かんた~ん!」と感じるところから始めることによって、「くもんは楽しい♪」と思ってくれることが多い。
これはくもんの作戦(笑)でもありますが、おうちの方はこの「ごきげんな時期」にしっかり「宿題」を習慣づけしておく必要があります。
「基礎学力を養う」確かな教材
公文式はとにかく教材が素晴らしい。教科は国語・算数・数学・英語の3教科である。国語・算数・数学は「読み書き計算」に特化している。
公文式は文章題がない、図形がない?
そうです!ないのです。くもんの数学は代数計算に絞った教材です。あれもこれもやりません。しかし子どもが幼いうちに確かな計算力をつけることが、とてもとても大切なのです。
計算力なくして、数学ができる子はいません。数学の基礎が計算力なのです。
「くもんの国語をやっても学校の国語の成績が全然あがらない」…と言う声もたまに聞きます。公文式国語は「読解力をつける教材」です。「あいうえお」も読めなかった小さな子どもが、どんどん長い文章を読めるようになります。
読書が好きで、自分でどんどん難しい本を読み、内容を理解している子には公文の国語は必要ないかもしれません。「自分から本なんか全然読まないんですよ」…という子はぜひ公文式で分章を読む訓練をしてください。
文章を読むことは大人になってもとても大切な力。読解力がないと、家電の説明書さえ読むことが苦痛な大人になるかもしれません。読書嫌いな子どもこそ公文式国語をやろう!
根拠のある繰り返し学習
公文式では同じプリントを何度も繰り返しさせられることがあります。それはなぜか…「できるようになってない」からです。
公文式では、プリントを仕上げるタイム(完成時間が決まっている)にこだわり、正解の数にこだわり、訂正力にこだわっています。
このこだわりを全部クリアしてこそ、「できるようになった」と判断し、次の教材に進むことができます。この基準を満たさない時は何度も同じプリントで復習するという根拠のある繰り返し学習を実践しています。
「なぜ何度もおなじことをやらせるの」…という不満がでることもありますが、これができるようになるいちばんの近道です。
基礎をしっかりと固めることの大切さ
週に3回近くの中学校に支援員として勤務しています。そこでよく目にするのは、小学校からの基礎的な力がついていないがために中学生の勉強が全くわからないと言う子どもたちです。
中学生になると学習内容がレベルアップします。そこで、基礎学力がない生徒はたちまちついていけなくなります。応用問題は基礎的な計算力、読解力がなければはっきり言って解くのはムリです。
そしていちばん厄介なのは授業についていけなくなると、どこから手をつければいいか、なにを学習すればよいかさえわからなくなることです。
幼い頃から、基礎的な読み書き計算力、そして学習のやり方を公文式で身につけて中学生になって欲しいと思います。
昭和からずっと続く寺子屋風くもんの教室
塾でも家庭学習でもどんどんデジタル化が主流になり、タブレットでなるべく楽しく効率的に子どもたちに学習を…とする令和の時代。公文式は未だにプリントとえんぴつ、スタッフによる赤ペン採点…と変わらないアナログ方式を貫いています。
教室には様々な学年の子どもたちが、それぞれのプリントを自分でタイムを計り、いつも同じ学習法で、日々奮闘しています。
学年以上の難しい教材を学習している子、たまにいやになって泣きべそをかく子、「わから~ん」と言って、スタッフのそばを離れない子…このちょっとガチャガチャした雰囲気が実によい!
静かな個人別教室で講師と一対一の塾も増えていますが、この昭和から変わらない寺子屋風教室で高学年も幼児さんも一緒の教室で共にがんばる!この経験は貴重です