
私と夫は2019年に入籍をした。
夫は大きなおうちに住んでいるわけでもなく、もちろんお金持ちでもない。(どちらかというと貧しい)そして、背も高くないし、イケメンでもなく、おなかの出たぽっちゃり体形。
趣味も好きなものもまるで違う。一緒に買い物に行っても、いつも意見が合わないので、最近は一緒に買い物に行かないようにしている。
私のやることにいちいちケチをつけるし、すぐにケンカになる。
そんな夫と一緒にいられるのは、彼が私のことを

おまえっておもしろいなー
と、言うからだ。そうなのだ、夫は私のおもしろさをわかってくれる唯一の異性なのだ。
私は子どもの頃から、ともだちに

あんたってホントにおもしろいよね―よしもと入れるんちゃう!
と、誉められてきたが、大人になったらそんなことより、「しっかりした嫁に、母になる」ことが、求められてきた。しかし夫は私の「おもしろいところ」や「ユニークさ」を見抜いているのだ。
私にとってはそれがとても心地よい。なぜ彼と熟年再婚したのかと聞かれたら、それがたった一つの理由だと答えるだろう。

にほんブログ村
