60歳からの自分にとってちょうどいい働き方

㊗還暦~実際に60歳になってみると、「全然元気!」「今まで通り働ける」というのが実感。しかし私はこのタイミングで働き方を変えた。コンセプトは「ほどほどに…」

働く時間を減らす

フルタイムで働くことをやめた

これからは「家族との時間」「友だちとの時間」「自分自身との時間」がなにより大切。誘いがあったときにすぐに「行けます!」という状態にしておきたい。自分にとって楽しいことにたくさん時間を使いたい。

といって、全く仕事をしないでいいほど、お金があるわけではない。それにある程度仕事をして規則正しい生活をしている方が身体の調子も良い。

月10万円ほどの収入を見込んで、時給1100円ほどのパートで週に25時間働いている。

自分が心地よいと感じる時間をたくさん過ごしたい。イライラ・あくせく仕事ばかりしている場合じゃないね

責任の重い仕事をやめる

ノルマや責任から自分を解放する

以前は「月にどれくらい収入がないといけない」とか、「新しい人をどれだけ増やさないといけない」とか、ノルマがあったり、常に責任が伴う仕事だった。それはそれでやりがいを感じていたが、年齢を重ねるとそれもしんどくなってきた。

「個人事業主」という働き方をやめて、週2と週3のパートをかけ持ちしている。同じ職場で週5日働いていたこともあるが、違う職種・職場をかけ持ちするのは気分も変わってなかなか良い。この働きかたはとても気に入っている。

今は責任もなく、ノルマもない。いつでも有給休暇がとれる。私が休んでも誰も困らないという状況である。

現在私が寝込んで困るのは、夕食を待っている家族だけだろう(笑)

仕事に対するストレスがない。うちに帰って仕事のことで悩む時間は全くなくなった。

得意なことを仕事にする

毎日の仕事による苦痛を極力減らす

55歳で転職したときに「こんなことまでやらされるの…」「私を誰だと思ってんだよー!」と何度心のなかで叫んだかわからない。しかし、中年をとうにすぎた私は世間的にもう「何者」でもない。世間の評価は自分の想像以上に低いことを思い知らされた。

だからせめて自分が得意なもの、好きな仕事を選ぶことにした。

介護の仕事はたくさんあるが、やはり経験もなく向いてもないので、やっていて楽しくない。今は学習塾のスタッフと近所の学校の支援員をしている。子どもたちの声のする現場はやっぱり好きだし、事務的な仕事も得意なのでほぼ満足して勤めている。

…がもう一旗揚げたり気持ちもたまにわいてくることもある。60歳…悩ましいお年頃である。

若い人のサポート的仕事をする

最近の若者は優秀!

「まだまだ若い人には負けない」と思っていた。自分の子どもたちをみても「なんか頼りないなぁ~」と思うこともあったが、実際一緒に働いてみると全くそんなことはない。むしろ優秀で私たちの時よりもしなやかに働いている。

私は職場で完全にサポーター役として勤めている。昔と今では考え方も価値観もまるで違っていて、私の助言は何の役にも立たず、かえってマイナスになる。

いつまでも「われがわれが」と前面に出ようとする年を取った政治家たちをみて、「みっともないなぁ」と感じることが増えた。人の目ばかりを気にしながら生きるのもつまらないが、年齢に応じて役割を変化させていくことの方がカッコいいと思うが…いかがなものだろう?

若い人たちからたくさんのパワーをもらいつつ、しなやかなサポーター役に徹していきたい。これも充分社会に貢献している。

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