
夫は気分屋。猫なで声で近づいてくることがあるかと思うと、「なにを怒ってる?」というくらい、ぷりぷりしている日もある。
初めはそんな夫の態度におろおろしていた私だが、最近は動じなくなった。
夫の気分は夫の気分。私とは何の関係もない。もし、私の言動で不機嫌にしていたとしても、それはもう私がどうにかできることではないのだ。

自分の気分は自分でなんとかしてくださーい!
と、言う感じだ。
逆に自分の気分も自分でコントロールできるように訓練している。そしてそれには、いくつかのテクニックがいる。
① もともと心配性で、心配しだすと悪い想像ばかりが膨らむ。そういう時は、「私が心配しても、良い方にはいかない」と言い聞かせる。
② 過去の辛かったことが頭に浮かんで、次々と思い出されてしんどくなっていることがよくあった。「また、昔のこと思い出してるわ…」と気づいたら、「はい、もういいよ。終わり!」と思考を切ってみる。
③ 夫のわけのわからん説教に対しては、途中から深呼吸をしながら、お腹の中に意識をうつす。声には耳を傾けない。反論は意味がないし、疲れるのでしない。
④ 見るのが辛い、心が痛むニュースは繰り返し見ない。癒される映像や心が落ち着く本や写真で穏やかでいられる時間を増やす。

以前はまわりの出来事に振り回され、身近な人の気分におろおろさせられてきた。そういうこともある程度コントロールできることを知ると、とてもラクに生きられる。
私の癒しのアイテムの一つ。内田彩仍さんの本。同世代の彼女の美しい生活は憧れでもある。

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