幼児教育についての考えが変わる

私の前々職は「くもんの先生」。今も週に2回近くの公文の教室にスタッフとして勤めている。

わが子には3人とも公文式学習をさせた。

長女は始めたときに小学校の高学年だったこともあり(彼女の性格もあるが)すぐにやめてしまった。

長男は知的障がいがあったので、学校で少しでもついていけるようにと5歳から国語と算数を始め、高等部3年まで続けていた。学校の勉強だけでは絶対にできるようにならなかったであろう、連立方程式まで習得した。

二女は、4歳から始めたが、学習するのが比較的好きな子であったので、どんどんできるようになることを楽しみながら、中学3年まで学習を続けた。

公文式の理念は好きだし、わが子に関してはそれなりに成果も感じていたので、就学前の幼児から学習することを推奨してきた。

しかし、自分に孫ができて少し考え方が変わった。

孫を観察していると、ものすごい集中力で日々生きている。お風呂に入ると水遊びに変わり、延々と楽しく遊んでいる。散歩に出ると、虫をじっと観察したり、トンボを追いかけたり。

図鑑をかってもらうと、わからない虫や恐竜のなまえを図鑑で調べて教えてくれる。

公文式の教室では、泣きながら教室に入ってくる幼児さんがいる。「プリントやりたくない!」と、ずっと拗ねている子も毎日何人かいて、それでも教室のスタッフは機嫌を取りながら、時には厳しく励ましながら、なんとかプリントを仕上げてもらうのだが。

喜んでプリントに取り組んでくれる子ならいいが、イヤイヤ教室に来て、雑にプリント仕上げるくらいなら、やめたほうがいいな。全力で好きな遊びしている方が、ずっと成長する。

孫はお勉強しようというと、「おすもうがいい!」と勝手に予定を変更してくる。私は自分の腰を労わりながら、おすもうにつきあう。彼にとって幼児期の楽しい思い出の一つになればいいなぁと願いながら。

昔、おばあちゃんたちが、よく言ってたな。

そんな小さいうちからお勉強なんてかわいそうに…

子どもたちが大好きな図鑑

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