【嫁姑問題】嫁いだ先に姑がいた。姑との同居生活

女は立場によって人格が変化する

25歳で嫁いだ先には姑と小姑が3人いました。4人とも世間的にまじめでいわゆる良い人たちでしたが、私が嫁になったとたん、みんな小うるさい「姑」「小姑」になりました。

どんないい人も、よそから嫁が来て「今日から家族です」といわれてもすんなり受け入れるのはなかなか難しいものがあります。

賢い人も優しい人もなぜか「姑」「小姑」になると、昔からある「姑」「小姑」像になるのだなぁと思いました

窮屈でしかない26年間の姑の同居生活

長年、家の真ん中で、子育てから家事から親戚の付き合いから、すべて仕切って奮闘してきた姑と人生経験もなく、ただ若くかわいいだけの嫁がうまくいくわけはない。

私の母は自身が姑・小姑の苦労が全くなかったので、姑の家に嫁ぐことを別に反対しませんしませんでした。「何とかなるだろう」と簡単に考えていました。今の私なら娘が姑と同居すると言ったら全力で反対します

昭和一桁生まれの姑と暮らすことによって私の自由は完全に奪われました。姑自身が二十歳で嫁ぎ、自分が姑と暮らしてきたやり方を私にも要求してきたのでした。

  • 食事は3食用意しなければいけない(昼留守にするときは用意していく)
  • 買い物で何を買ってきたかいちいちチェックされる
  • 実家帰る時はめちゃくちゃ気をつかう(盆正月などは小姑たちの世話が終わってから帰省する)
  • 小姑が遊びに来るとさらに態度が大きくなる(小姑は最強の味方)
  • 生理痛やインフルエンザで寝込んでいても「ごはんはどうするの?」と怒ってくる
  • いいかえすと「年寄りいじめて…」と急に泣き出す
  • 認知症になり始めたときに「嫁に殺される」と近所に言いふらされた(笑)

まぁ、姑は姑で嫁の私にたくさんの不満があったでしょうけど・・・

姑と同居してよかったこと

それでも姑と同居することは悪いことばかりではありません。よかったこともあります。

特に、子どもたちにとってはおうちに「おばあちゃん」といることでよかったことがたくさんありました。

  • おばあちゃんはお金持ちだったので、子どもたちにいろいろ買ってくれたし、おこづかいもくれた。
  • 姑へのストレスが大きくて、私は子育てストレスが全くなかった。
  • 3世代で暮らすことで、家庭が小さな社会になり、子どもたちは社会勉強ができた。
  • 家にお年寄りが、いることで、老いについて学べた。
  • 子どもたちが、気づかいができる、思いやりのある子に育った。

嫁はかわいくないが、孫はかわいいのじゃ~

嫁姑関係がうまくいくキーワードは「距離」

同居なんて神経する減らすだけ…絶対にやめた方がいいよね

年寄りに一人で暮らせっていうのか?冷たい嫁だね…近所の体裁も悪いし出ていくなら一人で出ていきな!

昔の姑はこのような考え。価値観が全く違うので、理解しあえることはほぼないです(笑)

初めから、ライバルとして存在する嫁vs姑 どちらも主導権を取りたいし自分の居心地を良くしたいのだから、バチバチになって当然。

うまくやるためのキーワードは「距離」です。お互いの良いところだけを見ることができる距離です。近すぎると悪いところばかりが見え過ぎます。

私も娘が結婚して姑になりました。同級生たちもたくさん姑になりました。

同居している人は一人もいません。同居はお互いに窮屈だとわかっています。嫁もですが、姑の方も「同居なんて無理!」と言っています。

今どきは姑も嫁もかなり利口になり、いい距離でつきあっています。

いい距離を取り、お互いのいい部分とだけつきあう。それぞれが、独立して暮らし、干渉せず、困ったときは助け合える…工夫次第でそんないい関係になれます。

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