【熟年離婚・熟年再婚】子どもの気持ち

熟年離婚する時、そして再婚したとき、子どもたちの気持ちを考えなかったわけじゃない。でも、私が、自分の気持ちを優先することが、子どもたちにとっても良いとその時は考えた。

もし私の母親が「あなたのために離婚しなかったのよ」と言われたら、「いやいや、そんなこと頼んでないよ、自分の人生なんだから、好きにしてよ。子どものせいにしないでよ」といっただろう。

その反面で、（父と母が離婚の危機があったことも知っているが）結局は離婚せずに、父が寂しい男やもめとして老後を過ごさずに済んだことも実際「ホッ」としている自分もいることも確かだ。

娘の職場に、離婚して一人で子どもを２人育てている女性がいるそうだ。その女性が…

おかあさん、再婚してるの？再婚ってどうなんだろう…ウチは、子どもたちが絶対にイヤって言ってる「親の再婚とか気持ち悪い」って言ってるから、ムリだな。

ウチの24歳の娘に聞いてみた。「お母さんが、離婚するって言ったとき、再婚するって言ったときどう思った？」

意外な答えが返ってきた。

離婚も再婚も「おもしろい」って思った。人に話す時もネタになるし（笑）

う～ん、なんか軽いような、深いような。「さすがだな。」と思った。

いろんなことを考えすぎると、なにも行動できなくなる。そして相手の気持ちなんて、想像しても無駄だ、自分以外の人間の考えることなんて、わかるわけない。

でも、娘のたくましさに私は救われてるな。ありがたい。

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