大切な友人たちとの時間

私は熟年再婚をして、生活拠点を福井から京都に移した。

もともとは関西生まれで、子ども時代は大阪で過ごしている。

25歳の時、最初の結婚をして、子どもを産んで育てて、それが一段落してから、学習塾を始めた。

今も月に一度は福井の実家に帰る…実家と言っても、もう両親は亡くなっている。ちょっと変わり者の弟がひとりで住んでいる家で、私はほとんど暮らしたこともないが、「帰る」という表現が一番しっくりくる。

今回は、昔の仕事仲間2人が、「おしゃべりしようよー」と誘ってくれた。夕方5時にコーヒー店で合流して、お店の閉店近くの11時まで、とりとめのない話で盛り上がった。

友人との時間は「本当の自分に戻れる時間」だ。私のくだらない話に大笑いしてくれる彼女たちの笑い声が心地よい。「バカでもあほでもいいんだ!」と思わせてくれる。彼女たちが存在してくれていることに感謝せずにはいられない。

京都に来て、6年も経つのに、気軽に「お茶しようよ~」と誘ってくれる友人一人もできない。職場では「借りてきた猫」のように、おとなしく、黙々と働いている。

それはそれで、別に寂しくもなく、それなりに満足はしているのだが…

福井で楽しい時間を過ごして、私は、京都に戻った。「借りてきた猫」状態でまたしばらく頑張ってみる。

大声で笑いたくなったら、帰るからね~

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