人形作家 毛塚千代さんの新刊…本当にほのぼのと開くだけで幸せな気分になる本だった。
もともとYouTubeで毛塚千代さんを知った。団地を自分の好きなように手を加えて、それはそれは楽しそうに暮らしている姿は、本当に魅力的だった。コロナ禍でおうち時間が増えた時期でもあったので、このYouTubeは癒しと憧れの気持ちで見ていた。
その毛塚さんが出した新刊。手作りの愛、住まいへの愛、家族への愛…「終わりに…特大の愛を送ります。LOVE」と書かれているが、愛のあふれた本だった。写真も美しく、パラパラとページをめくるだけでエネルギーをもらえる気がする。
ハンドメイドは全くできない私だが、インテリアは大好き。昔はしょっちゅう模様替えをして、自分の気分があがるように暮らしてた。今の夫と再婚してから、夫は、変化を嫌がり、私が住まいに手を加えることを頑なに拒否するので、私はここ最近おうち時間が、全然楽しくない。
― 住んでいる人がリラックスできて、住み心地がよくて、お客さまにも「居心地のいい部屋ね」とゆっくりくつろいでもらえるーそんな部屋になったことは、本当に幸せです。ー本誌55ページ これは本当にうらやましい。
わたしにとって、住まいとか環境とか人生の中で楽しみの部分が今、こんなに窮屈な我慢を強いられている。これって、幸せとは言えないよな。
毛塚千代さんは自由に飛び回っている感じも素敵だ。そして、何も言わずに自由にさせてくれたお父ちゃん(夫)に感謝している…とあった。
何も言わずに自由にさせてくれるおとうちゃん…最高に羨ましいわ。
きっと、これからも何度も何度も開いて、元気をもらう一冊になるだろう。
リンク
にほんブログ村