娘の子どもがめちゃくちゃかわいい!
「孫はかわいい」とは聞いていたが、実際に生まれてみると想像以上だった。
私が56歳の時に生まれた娘の子どもは「こんな愛らしい子、ほかにいないよ!」と自分でもあきれるほど「ばばバカ」になっている。
送られてくる写真や動画は何度も何度も見返す。笑う顔はまさに天使…熱を出したなんて聞いたら、心配で心配で胸が張り裂けそうになる。
好かれたくてひたすらプレゼント攻撃
その孫に会いに家を訪ねるたびにお土産を買っていく。「いま、ドーナツが大好き」ときくと、ドーナツ屋で箱いっぱいにドーナツを買っていく。
「パウパトロール」や「ポケモン」にはまっていると聞くとそのキャラクターの絵本やおもちゃをわざわざ探して買っていく。
「んん…? わが子の時にはそんなことはしなかったな。」
ドーナツなんてたまにしか食べさせないし、キャラクターの本やおもちゃは誕生日でもない限り絶対に買わない。それより頭の良くなりそうな絵本や知育玩具しか与えなかった。
くら寿司のガラポンなんて「持って帰ってもゴミになるだけだからいらない」と置いて帰らせたり、ショッピングセンターにあるガチャガチャも「どうせウチに持って帰っても遊ばないでしょ」とやらせたことはなかった。しかし孫に対しては「それくらいで喜ぶんならやらせてあげたら…」って思ってしまう。
私の中にあった意外な自分を発見をする
もちろんわが子も孫も可愛い…でも、接し方はまるで違う。孫には一瞬の笑顔が見たくて魂を売ってしまう。なによりも嫌われたくない。
わが子には嫌われたくないよりも「ちゃんと育てなくちゃ!」という思いが強いので、平気できびしくできた。今の楽しみよりも将来役に立つものを選択して与えたきた。
孫にはついついその場の笑顔のためにジャンクなものを与えてしまっている(笑)自分でも説明のつかない感情と行動。完全にマヒしてるな。
孫ができたことで、私は今までにない自分を発見する。小さい子どもが巻き込まれる事故のニュースは本当に心が痛む。親戚の子もショッピングセンターにいる子どもたちも「かわいい!」って思うし、YouTubeでたまたま見つけた子どもの動画もずっと見続けて成長を追っている。
「私ってこんなに子ども好きだったっけ?」たぶん孫ができたことで私の中の母性がさらに刺激されたようだ。