10月はアーユルヴェーダ月間にしてみた

8月に本屋で「アーユルヴェーダ」という本に目にして、買ってみた。そこから、どんどんアーユルヴェーダの世界にはまっている。

60歳すぎて自分の健康や寿命について考えることが増えた。すこしどこかが具合悪いと、なんか重篤な病なんじゃないかと心配になり、そのちょっとした心配で、軽いノイローゼのようになる。

その一方で「寿命は決まっていて、死ぬときは死ぬんだ」言う投げやりな自分もいたり、いろんな自分が日替わりで出てくることもストレスだ。

何か自分の中で「信念」のようなものが、あれば、ラクになるんじゃないかと思っていた。

夫は「おくすり信者」で、常にたくさんのクスリとサプリメントを常備している。

ちょっと胃が悪ければ、「胃薬」を、眠れない時は「睡眠導入剤」を…と、自分の不調を速攻、薬で対処しようとする。

だから、私がちょっと、おなかが痛いと言えば、「胃薬飲めば…」という。私としては、「食べ過ぎて、胃が悪いなら、食べるのをやめて、睡眠とって身体休める方がいいでしょ」と思うので、すぐ「薬」というのは、とても抵抗がある。

しかし、夫は今、その方法で、毎日元気に過ごせているのだから、夫にはそれが、合っていたのだろう。

アーユルヴェーダの基本の考え方は「自然のリズムに合わせて生活し、身体の本来持っている力を引き出し、身体も精神も健やかに毎日を送る」というもので、私の理想にぴったり!

10月はアーユルヴェーダ生活を1カ月続けてみた。取り入れたことは…

  • 太白ごま油を生活に取り入れて、オイルプリング・オイルマッサージをしてみる。
  • 白湯をたくさん飲む。ギーを飲む。
  • 甘いものを控える。腹八分目にする。おやつは季節の果物にする。
  • 朝、軽い体操をして、日中はよく歩く。

健康はもちろん、若返りを期待したのだが、お肌はやっぱりかさついているし、顔はここ最近鏡をみるたびに「老けたなぁ~」と思っているので、今のところ美容効果は感じられない。

それでも嬉しい変化は「朝から元気に動けるようになったこと」。朝だるいわ~とか、朝やる気ないわ~ということは、ほとんどなくなった。

そして、大きな発見があった。「もうお風呂にこんなにゆっくり入っていいんだ」とか、「ごはんってこんなにゆっくり食べていいんだ」…「自分のことに時間かけていいんだっということ」に気づけたこと。

子育てや親の世話も終わっているのに、まだ、習慣やくせで、一つ一つバタバタとあわただしく暮らしていたことに気づいた。

まぁ、私の悪いところは、一気にはまって、一気に飽きてしまうところ。「アーユルヴェーダ」も「信念」になる前に、一時のマイブームで終わらないよう、がんばって続けてみよう。

YouTubeで見つけたアーユルヴェーダのmotokoさんのお話が分かりやすくてとても良い。今はウチにいながら、いろんなことが学べて、ホントに助かる。

無塩バターで作ったギーはものすごく美味しい ⇩ ⇩ ⇩

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