自分の容姿をずっと好きになれないまま還暦に

コンプレックスだらけの容姿

生まれながらの色黒…肌も黒いが髪も黒い。もともとの歯もちょっと黄ばんでいる。顔の形も顔のパーツも太いふとももも異常に大きなおしりも大嫌いだった。

テレビにでている女優さんやアイドルももちろん、色の白い子やスタイルの良い同級生が羨ましくて仕方なかった。

容姿がこんなんだから、性格を良くしてないと人にも嫌われるし、彼氏も出来ないわ…本気でそう考えているうちに人前でわがままを言ったり、自己主張をしない人間になっていった。

「親からもらった大切な身体」という言い方をするが、「もっと色白に産んでほしかったなぁ」「もっとスタイルの良い美人に生まれたかったなぁ」といつも思っていた。

好きになれないまま還暦になって…

60歳になったらさらに醜くなってきた。肌はくすみ、額には複数のしわ。目は急にたれ目になり性別の判断さえもあやしい顔になっている。不意に撮られた写真をみせられると、気分が悪くなって一日中落ち込むことも…

もっときれいに生まれたかったと思いながら、還暦を迎えた。この容姿とももうすぐお別れかもしれない…そう思うと自分にさえ好かれなかった自分の顔かたちが急にかわいそうになってきた。

私だけはこの顔を大切にして、愛してあげなくてはいけなかったんではないだろうか…ろくに手入れもせずに文句ばかり言っていたことが悔やまれた。(そういえば、娘は一生懸命に自分の手入れをしているし、最近キラキラしてきたなぁ~。)

これからは自分自身を顔も身体も愛して手入れをしていこう…手遅れかもしれないが。

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