掃除は適当でいい
子育ても親の介護も終わり、夫と二人暮らし…住む家は4LDKだが、使っているのは1階のリビングと中2階の和室の寝室のみ…あとは夫が好き放題ガラクタを広げているので、私はめったに足を踏み入れない。
だから、私が掃除をするのは一階と寝室のみ。あとはどれだけほこりまみれでも手を付けないようにしている。
一所懸命に掃除をした時期もあったけど、今は普段使っているところ、見えるところがそこそこきれいならそれでいいと思っている。
私は10年ほど前にドミニック・ローホーの「シンプルに生きる」の本に出会ってから、持ち物をどんどん減らしてきた。今でも新しいものを購入したら、古いものは手放すという習慣が完全に身についているので、家の中がものでごちゃごちゃすることはない。だから、片付けも掃除も簡単でもいつもそこそこきれいを保つ生活ができている。
習慣化することが一番強い!と思っている。
日々食べるものは変わり映えしないもので充分
朝は納豆とごはん、お弁当はおにぎりと玉子焼きと決めている。
日々の食事作りに時間はかけない。
子育てをしていたころ、毎食5人~7人分の食事を用意していた。その時は買い物から、後片付けまでを入れると、一日の間に「家族の食」に費やす時間がどれほど長かったか…朝から「今日の夕食は何にしよう…」と悩んでいた。
もうはっきり言ってうんざりなのだ。
今は「炊飯器でご飯を炊く40分だけ」食事のことを考えて、夕食は40分で作れるものだけ作ろうと思っている。
夫婦二人になっても、食べないわけにはいかない。ファーストフードもあまり好きじゃないし、年々身体に優しいものを食べたくなっているので、作らないわけにはいかない。だから、短時間集中でごはんづくりをしている。昔の大量の食事を用意していたころに比べたら楽チン…これくらいはやれる。
週に一度くらいは外に食べに行く。外で食べるものは「絶対にウチでは作れないもの」を選ぶことが多い。
夏は毎年絶対に何度かは食べに行く【京都で一番おいしい風来房の冷やし担々麺(青龍)】「あくまで私の感想です」…7月に入って早速食べに行ってきた。(7・8月限定)
めんどうな買い物は「生協の宅配」で解決
買い物は好きじゃない。
最近、週に一度の“>「生協の宅配」を利用するようになった。これが大成功だった。
以前も利用していたのだが、その時よりもずっと使いやすくなっている。その週の6日前までにスマホで注文すればいいし、シニア対応ということで160円でウチまで運んでくれる。(昔はグループ配達だったので、その時間にその場所まで取りに行かなくてはいけなかった)
家で注文することで、メーカーや産地をしっかり確認できること、自動注文登録などを上手に利用すると買い忘れや、買い過ぎを防いで安定した食卓が保てることだ。
重い牛乳や油を買い物袋を提げて買いに行かなくていいのもとても助かる。そして少し割高だが、「ミールキット」をいくつか注文しておくことで、たまに手抜きができるもの本当にありがたい。
「ごはん作りたくないから…」といって「カップ麺やピザのデリバリーで済ませましょ」ということもできない微妙な世代に生協の宅配は強い味方です。
自分を労わるのもそこそこでいい
鏡をのぞくたび「これじゃあいけない」と美容系ユーチューバーの動画を見ながら「顔ダンス」や「顔ヨガ」なるものをやってみるが、効果が出る前に忘れてしまうという始末。
「シニアに良いコスメ」を買ってみてもたいして変化を実感できないまま放置。
結局これは「私の得意分野ではないのだ」という結論。シミがあってもしわがあってもおもしろいものはおもしろいし、美味しいものは美味しい。鏡さえ見なければいいじゃないか…(笑)
もう60才だから「無理したらあかん」とか、「こけたら大変だから、気をつけて歩きなさい」とか言われるたびに「そんな年なんだなぁ」と思ってきた。
しかし最近、娘のお姑さん(同世代)が「献血行ってきたの!」というから、ビックリ!
「私たちってまだ献血行けるの?」調べてみたら69歳までできるらしい。しかし私は何年も献血はしてないし、人に血をあげたらしばらく自分が寝込むんじゃないかと不安になってしまっていた。
でも、それって思い込みかもしれないし、そんなことばかり考えていたら、楽しくないなぁ~と最近思うようになった。
もしかしたら、自分で自分をどんどん年寄りにして、弱いものにしているのかもしれない。
そんなに労わらなくても私たち世代はまだまだたくましく生きれるのかもしれない。
「ご自愛」もそこそこでいい。
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