
同世代では、子どもたちの負担にならないために墓じまいをした…なんてこともちらほら聞くようになった。
私も還暦を迎え、物を減らしたり、取引金融機関を整理したりは以前からやってきた。
しかし、どこのお墓に入ろうか…という問題だけはどうしても決められないのだ。
今の夫のご両親のお墓に入れてもらうことはできるだろうが、夫の母親には会ったこともないので、いきなり私が入ったら、

夫の母親
あんた、誰?
となるだろう。(夫の母親が健在の時は、夫の妻は私じゃなかったから、なんか気まずい)
先日、実家に帰ったときに、

私
実家のお墓に入れてもらえんかな?
と、弟に話したところ…

弟
あかんで!ねえちゃん〇〇家じゃないから
と、速攻で断られてしまった。
熟年再婚することで、こんなことで悩むことになるとは、思いもしなかった。
最近知ったことだが、夫の別れた奥さんが、毎年お墓参りに来ているらしい。亡くなった姑や舅に思いがあるのかもしれない。
人それぞれ感覚が違うから、「そういう人もいるんだなぁ」という感想くらいしかないが、離婚したのにお墓参りに来るってなんか怖い…
お墓はシェアハウスじゃないんだから、誰が入ってもいいのかもしれないが、自分の子どももお参りに来てくれない、夫の子どもたちと夫の元奥さんがお参りに来るお墓には今のところ入る気にならないな。
お墓難民…今、最大に悩ましい事案だ。

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