夫の退職を見て思うこと

今年の1月に退職した夫。かれこれ8か月を越えようとしている。退職前に考えていた計画は何一つ実現できないまま月日だけが流れた。

「京都のよいところをまわる」「旅行に行く」「片づけをする」「ずっと行きたい思っている美味しいごはん屋さんを片っ端からいく」…勇ましく語っていた退職後の夢(?)は一つも実現せず、朝まで、携帯片手にソファーに座ってテレビを見ている。

私が起きてくるころに寝室に上がり、昼過ぎに起きてきて、朝昼兼用の軽食を食べて、またダラーッと過ごす。

週に一度はゴルフに行くが、とくにときめく予定もない。

私が買い物に行こうかというとついてきて、イオンの無料のラウンジで飲み物を飲むことをめちゃくちゃ楽しみにしている。友だちもいないので、誰かと出かけたりすることもない。一日中パジャマのような部屋着のままで私としかしゃべらない日も多い。

これが楽しみにしていた退職後の生活なのか…

67歳の夫を「老後」というのは早すぎる気がするが、このまま仕事にも行かず、年金以外の収入もないのなら、今のような、「息をひそめたような暮らし」をつづけるしかない。 

なんかほんとつまらんな…夫はどう思っているかわからない。(とりあえず仕事はもうしたくないらしい)自分におきかえると息がつまりそうだわ(笑)

仕事に行くということは適度な緊張感がある。出勤する時は服も着替えないといけないし、ある程度身支度もととのえなければならない。その日の仕事の段取りを考える。うまくいったときは嬉しいし、チームで喜べたりするのもやりがいにつながる。

私も60歳。いくつまで働けるか(職場で必要とされるか)わからないが、退職してもイキイキと楽しく生きていたいなぁ~

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