近所の本屋に立ち寄ったときに、目に入った２冊を衝動買いしてしまった。私はあんまり衝動買いするタイプではなく、「欲しいなぁ」と思ったら、一度帰って頭を冷やして本当に欲しかったら、メルカリで買うか、後日店に買いにいくことが多い。
しかしその２冊は、タイトルが魅力的で、表紙の写真がとっても美しかったので、即、欲しくなって買ってしまった。
【北欧時間】…世界一幸せな国の人たち教えてくれたこと
日暮いんこさんというデンマーク在住の方が北欧に実際に住んで人生が変わった体験談やマインドの変化などが書かれた本である。また北欧の風景や生活の写真が美しくてすごく良いのです。本を読みながら、写真集を見ている気分にさせられる。
北欧の一日24時間を３つにわけ、８時間「労働」、８時間「睡眠」、そして８時間「自分の時間」とした「８・８・８ルール」の話はなるほど…私の生活意識の中にもぜひ取り入れたりルールだなぁと思った。
【フランスでやめた１００のこと】…「当たり前」を手放したら、人生が豊かになった
フランス在住のロッコさんというインスタグラマーが、まわりの人に影響をうけながら実際手放して、人生を豊かになったという１００の項目がわかりやすい言葉で書かれてある。
「１００」の項目すべてに「うん、うん」と納得できた。とても読みやすくて一気に読んでしまった。
２冊とも本自体がとても美しく、読み終えても、ずっと手元に置いて、ページをめくるだけで、気持ちが明るくなる本だ。最近の本は、写真がふんだんに使われていてとても贅沢な気がする。これで1600円は安すぎる。
年齢を重ねることは知らない土地に移住するようなもの？
２冊を読み終えて感じたことは、「私はだいたいわかるし、実践している」ということ。
苦痛な仕事につくこともやめたし、気分の乗らないつきあいも最近はすべてやめた。他人の目を気にしなくなった40代ぐらいから生きることはどんどん楽になったし、子育てを終えた最近は金銭的な心配からも解放され更に軽くなった。
海外に移住しなくてもこの2冊のようなマインドは手に入れた。「年齢を重ねることは異国に移住するのと同じ学びがあるなぁ」と…感慨深い気持ちになった。
ただ、この本を20代の時に知って、実践できていれば、悩みだらけの20代、30代をもっとラクに生きれたかもしれない。娘たちにぜひ読んでほしい２冊だ。
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