【やっててよかったくもんの先生】対応に困った5人の保護者たち

15年以上やりがいを感じながら、楽しく教室をやってきましたが、中には困ったお父さん・お母さんもいました

教育熱心だけど宿題を全然見てくれないAちゃんママ

「宿題をたくさん下さい」と言ってくる教育熱心なママ。しかし、稼業の医院が忙しく全然宿題を見てくれない。

そしてたびたび宿題をもってこないAちゃん

宿題はやってあるんだけど、おうちに忘れました。

週末にお母さんが、部屋の掃除をすると、ソファーのうしろにやってない宿題プリントがくしゃくしゃにつっこまれているのを発見することがたびたび…

それなのに、学期末に通知表を持ってこられて「成績がかんばしくない」といってくる。おうちでやるべきことはきちんとやってくれないと成績向上なんてむりむり。その上うそをつくAちゃんにはこちらも手をやきました。

お父さんもお母さんもお仕事で忙しく、子どもの宿題をきちんと見る間もない。それを子どももよくわかっていてごまかしたりうそをつくことが当たり前になっていました。

 

その後、家庭教師を雇われました。それが正解かもしれませんね

教室でたびたびもめるB君ママとパパ

 

お勉強大嫌いだけどお姉ちゃんが通っているし、仕方なしに公文にきてる。ほかにもスポーツも習っていて忙しいB君

兄弟3人が教室に通っていて、くもんの後にもスポーツに行くので、お父さんとお母さんが二人で送り迎えをしてくれてます。それはいいのですが、二人がばたばた出入りするので、鉢合わせると軽くもめることがよくある

【お母さん】 「なんでお迎えがこんなに遅いんや」

【お父さん】 「俺もいそがしいんや…」

教室で夫婦喧嘩はやめてよ~

いちじは「今、別居中なので旦那が来ても子どもに会わさないでください」とか…「もう、かんべんしてよ」でした。

 

結局、ご夫婦はよりを戻しました。もう3人の子どもたちも大きくなって送り迎えをする必要もないでしょう

おしゃべり好きのC君ママ

学習障害のあるC君。地元の教室には行きたくないというので、車で30分かけてウチの教室に通ってくれていました。

いろいろ悩みを抱えられているお母さんだったので、なるべくお話をお聞きしようという気持ちではいましたが、話し出すと止まらなくなります。

そのお母さんから「個人面談をお願いします」と言われた時にはちょっと気が重くなります。

子育ての悩みから、旦那さんの愚痴、姑の悪口から実家の自慢…くもんとは関係のないことまで日々の思いをすべて話されるので気がつくと4時間経っていることも…さすがにドッと疲れました。

無料体験中に思いっきり文句をメールしてくるⅮ君ママ

お勉強があんまり好きじゃないⅮ君は公文をやっているなかよしのお友だちに連れられて、無料体験にやってきました。

「お迎えに行くまで、学校の宿題をして待たせてください」と連絡があったので、Ⅾ君に伝えました。

Ⅾ君が帰ってその夜にⅮ君ママからメールが入っていました。

怒る女
Ⅾ君ママ

今日、くもんの教室でやってきた学校の宿題、まちがえだらけなんですけど、どういうことですか?

かなりご立腹!お母さんは公文で学校の宿題も見てくれると思っていたらしい。

「それはできません」と説明しましたが、Ⅾ君が学校の宿題もきちんとやらず手をやいていて、くもんに行けばそれも解決してもらえると思った…らしい(そんなわけないでしょ!)

その後さらに感情的になり、私の返事に対しての不平不満を延々とのべられました。

私への不信感がマックスになったので「おかあさんが私に対して、そのような気持ちでいられるのなら、Ⅾ君が入会されてもうまくいかないと思いますので、入会はやめられた方がよいと思います」とお伝えしました。

その後お母さんから「子どもがどうしても公文に行きたい」と泣くので入会しますと連絡がありⅮ君はめでたく(?)公文生になりました

突然退会して、また突然入会する3兄弟のママ

秋の無料体験から入会されたEちゃん・F君・G君のママ。F君とG君はやんちゃ盛りでお勉強も大好きとは言えませんでしたが、おねえちゃんのEちゃんはやる気満々で公文の学習をスタートされました。

しかし、その年の年末、いきなり「今月で3人ともやめます」とお母さんからお電話がありました(びっくり!)理由について尋ねてもはっきり言われません。お母さんの気が急に変わったようです。

その年の年越しは私はショックでずっと寝不足でした。最悪の年明け(笑)

それから1年後また、お電話があり、F君とG君だけまたくもん始めます。と、お電話がありそれから3か月くらいしてまた2人とも退会されました。(何がしたいんだか…)

くもんの先生をしている間にたくさんのお母さんに出会いました。ステキなママや困ったママ・くせの強~いママなど様々な個性あふれる人たちでした(笑)

どのお母さんも「子どもたちをできる子にしたい」という思いで公文の教室にやってこられます。その思いに応えたいと思いながら子どもたちに必死に向き合ってきた年月でした。今となってはすべて良い思い出です

Follow me!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました