25歳と53歳の2度結婚した。
25歳の時はとにかく「結婚」したかった。今では考えられないが、女性をクリスマスケーキに例えて24歳までに結婚できなけれが、行き遅れるというようなことを、親や会社の上司も平気で言う時代だった。そんな言葉に踊らされて、女の子たちは25歳くらいまでには結婚せねば…と焦らされた。今思うと本当にくだらない。
25歳の時はそんな焦りもあってか、私の場合は、結婚相手の中身というよりも、鎧のようなものに惹かれていた気がする。容姿だったり、仕事だったり、家族だったり…相手が、本当に自分と共に生きていけるかというよりも、この先自分がどんな生活になるかという方が重要だったのだろう。
実際、子どもを産んで、育てて、教育を受けさせて、一人前にするのに、お金はあった方が良いし、良い住環境の方が良いに決まっている。やっぱり、経済的に豊かな方がラクに子育てができるのだ。
若い時の結婚はやはり、自分たちだけのことではなく、子どもや親たちも巻き込むことが多いので、安定した生活ができる相手を選ぶ方が無難だと思われる。
53歳で再婚した、今のパートナーには、私は何も期待していない(笑)子どもも育ち、親もいなくなった今、自分たちだけが、快適に暮らせればいい。
お金もそれぞれが、必要な分だけ稼げばいいし、お互いの趣味も邪魔しない。時間の使い方も合わせないし、遠慮しない。困ったときだけ、助けてもらう。ただ、会話もはずむとか、一緒にいて楽しい人だということは大事。
熟年再婚で一緒になった夫は、親友のような関係だ。(そうは言っても、一緒に暮らし始めたときはお互いのリズムがわからずかなり激しく衝突したが)
これから訪れる「老年期」を少しでも、明るく穏やかに暮らしていければいいと思っている。
今日は仕事は休みになったので、購入した2冊の方をゆっくり読む一日にする。(本はメルカリで購入~安くなっているのでホントに助かる)
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